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水の秘密2

「奇跡の水」世界の奇跡の水ベスト3を記載します。

 

❶「ルルドの水」(フランス・ルルド/ Lourdes地方)

 

 フランスとスペイン国境にある、ピレネー山脈の氷河期最後の氷河盆地とポー川によって形成された土地のルルドの湧き水。

日本人には知名度は少ないが、カトリックの聖地「聖母マリアの町」として、世界的に有名な町です。

多くの法皇もバチカンから巡礼に訪れています。

近隣地域には中世の宗教戦争や英仏の百年戦争でも負傷者の治療用に使われた、「バレージュ温泉」があり、温泉と言う不思議な水の力は欧州でも紀元前後から一部の人達には知られていました。

日本の漫画や映画で知られる「テルマエ・ロマネ」のギリシャ、イタリアやトルコなど、地中海沿岸は火山帯もあり、アルプス構造体断層と山と海に挟まれた傾斜地の地形など、日本と似た環境にあります。

ルルドの町民は1万5千人ほどに過ぎませんが、6万人の患者や病人が訪れる以外に、毎年、600万人の巡礼者や観光客が訪れる、日本人が知らない、パリ、ニースに並ぶ、3大観光地の一つです。宿泊部屋数ではパリに次ぐ2位、ホテル軒数でもパリ、ニースに次ぎ、3位です。これほど有名なヨーロッパの観光地ですが、異教徒である仏教国の日本では殆ど知られていない聖地巡礼観光地です。

 

❷メキシコのトラコテの水「Aqua de Tlacote

 

 1980年代の後半から、牧場の井戸水が様々な病を治すと評判になり、メキシコだけでなくアメリカや中南米国から著名人などが多く訪れ、メキシコ内では有名な町になってしまった。

メキシコ内陸北部は石見銀山の以後、世界の銀産出量1位の土地で、鉱山が多いことから地下水にはミネラルが多く含まれることは簡単に理解できます。井戸水1リットル中にゲルマニウムが1mg(0.001g)は自然水に換算すると1000倍近い含有率となります。

天然の活性水素水であり、他のミネラル成分も関係している可能性もあるかも知れませんが、良く分からないが不治の病が治ったり、歩けなかった人が歩き出したりと言う奇跡の水として、フランスのルルド程のメジャーではないが、世界に知られる奇跡の水です。

 

❸五色水(日本・福島県五色沼)世界一値が高いミネラルウォーター

 

採掘販売事業社のホームページには有機ゲルマニウムイオン水1リットル中に21mg(0.021g)を含有。

自然水の20,000倍と記載されています。

上記の軌跡の水の原因物質がゲルマニウムの含有量が起因している❶ルルドの水、❷トコラテの水と同様な成分から、ゲルマニウムイオン水を売り物にした、ミネラルウォーターの最高額商品。

ルルドやトコラテが無償で奇跡の水を提供しているのに対して、こちらはビジネス特化の経営思考。

フランスやメキシコまでの航空運賃などの旅費を考えればお得かも?

関東地方では群馬県水上町の釈迦の水とか、日本中に色々な自称、奇跡の水があります。

しかし日本国内で最も奇跡の水と言えるのは、秋田県の玉川温泉です。こちらは東日本大震災でメルトダウンした福島原発施設の入口よりも強い放射線を発する北投石岩盤と日本最強クラスのPh-1.2の強酸性温泉で有名な湯治場であり、末期がん細胞を壊死させるほどの毒温泉+高濃度放射能温泉の湯治場として有名です。

昨年岩盤浴中の湯治客が硫化水素ガスによって亡くなりました。救命の為の湯治が自殺の為の当時と成らぬようご注意を。

同じ水素でも水素水と過酸化水素水(漂白剤=Ph12以上)では全く違いますので、くれぐれもご用心を。

人間の体を老化(酸化)させるO酸素は水素H+H=H²Oの水ですが、O₂は超酸化物スーパーオキシド別名、活性酸素です。O₃のオゾンは低濃度では飲料水の消毒や殺菌、高濃度で猛毒となるが、不安定な元素の為、水に溶かしたオゾン水は水と酸素に分かれ無毒化する。

また、活性水素と活性酸素が結びつくことで活性酸素が無毒化する。

有機ゲルマニウムイオン水に含まれる活性水素が活性酸素と結びつくことで無毒化することで、活性酸素の暴走行為を撃退することが奇跡の水の効果なのかも知れません。科学者の論理は此処から来ています。

 

❹ノルデナウの水(ドイツ)シュマッレンベルグ地区ノルデナウ村

 

 粘板岩スレート炭鉱(現在は廃坑)炭鉱から出る地下水を飲み続ける人々の肺病や癌等の症状の改善などが多い事に医師たちが注目して、奇跡の水として注目され出したのが1992年からの新しい水。

こちらも炭鉱所有企業が営業的事業として、廃坑Tourと地下水の試飲がセット販売になっているようです。他にも、世界各地に病気に効くと言う水がたくさんあります。

 

❺名水100選は世界中にある

 

 日本とは違い、欧米ではアルカリ性Ph.8クラスのミネラルウォーターや炭酸水が多種売られています。

日本では名水100選のほゞ全てが軟水でPh6~7が多く、繊細な煎茶に玉露や日本酒には軟水が必要です。

ミネラルウォーターによるミネラル分の摂取が健康補助飲料と認識していることで、欧米人には貧血で倒れる人が少ないのも飲料水からも鉄分を取っているからです。

不味いよりも健康を意識しているのかはわかりませんが、元々硬水は原野の広がる大陸の水源が石灰質を多く含むアルカリ質の水で不味いです。ヨーロッパや中国では水道水に多くの石灰が溶けていて、煮沸して飲料水としては不味く、ウィスキーの水割りにしても、スコッチを台無しにしてしまう。

 

「ウィスキーの仕込み水」英国のウィスキー蒸留所では蒸留酒に加水で使う仕込み水も販売しているところがあります。

バブル時代にはスコットランドの湖水地方、スペイサイド川沿いの蒸留所群にシングルモルトを求めて、ウィスキーの購入と同時に仕込み水も買い求める、バブリーショッパーが沢山いたのを思い出します。酒だけでなく、お茶や珈琲も水は重要です。

 

「ジャマイカの水とCoffeeCoffeeのブルーマウンテンはジャマイカの山の名前ですが、ジャマイカで飲む珈琲は何処で飲んでも美味しいです。

あそこの水は名水です。水が上手いので、東京の水道水で淹れたCoffeeとは比較にならないほど、薄らと香る果実や花の様な香りの混ざったCoffeeの香りと濃厚でマイルドな風味に驚かされました。温泉も有名です。