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地域特性を活かす

 逆に、頑張っているのが広島県と愛媛県です。しまなみ海道で欧米人のサイクルツーリストを集めています。

年を重ねるごとにインスタ拡散で外国人が徐々に増えています。残念なのはあと一つ絶対に足りないモノに気付いていない事です。

それは簡単に作れるものです。内海である瀬戸内地区(中国地方と瀬戸内沿岸地方の兵庫県・岡山県・広島県・山口県と四国四県)に大分県と和歌山県が連携すれば、世界的にも異質の観光エリア(海と山と島が大きな橋で繋がる自然景観の観光地区)となり、大阪・京都・奈良や九州地区に負けない巨大な観光地となります。

国家予算や大手企業の工場誘致などに頼る、他力本願的な思考ではアジアのスピードにはついて行けません。アジアの読み方が出来れば、アジアの発展や地政学的な優位性を活かした、空港や港湾の整備に始まり、経済的な戦略地として金融都市となるか、国際リゾートなどに特化することで観光地となり、世界中から人が集まるはずです。